GWに東北（遠野、平泉、仙台、山形、会津若松）を旅してきた
長く風邪をひいていたりなかなかブログを更新できなかったのですが、GWに毎年恒例、おっさんの修学旅行に行ってきました。
旅仲間と今回は「東北」とテーマを決めて計画を立てましたが、メンバーの1人が妖怪好きで「遠野」に行きたいと希望があったので、初日遠野泊を軸に2泊予定で目的地を決めていきましたが、結果的には4泊することになりました。
休みに入る前日の夜から池袋発高速バスで朝6時に盛岡着。更に電車で花巻経由で遠野に到着しました。
1日目～遠野
柳田國男先生のではなく水木先生のまんが「遠野物語」を読んで軽く予習して行きました。
遠野伝承園でパシャリ。
「娘此馬を愛して夜になれば厩舎に行きて寝ね、終に馬と夫婦に成れり」
なかなか刺激的ですね･･･オシラサマ。
「その夜娘は馬の居らぬより父に尋ねて此事を知り、驚き悲しみて桑の木の下に行き、死したる馬の首に縋りて泣きゐたりしを、父は之を悪みて斧を以て後より馬の首を切り落せしに、忽ち娘は其首に乗りたるまま天に昇り去れり オシラサマと云ふは此時より成りたる神なり」 
河童の伝承地として有名なカッパ淵
1日目は猫がいるレトロな旅館「福山荘」にて一泊。高速バスと長時間練り歩いたのでナカナカ疲れました。
2日目～平泉～鳴子温泉
2日目は遠野から釜石線＞東北本線で南下、平泉に向かいます。
東北は電車に乗り遅れると1時間待ちは普通なのですが、
たまたま動くSLが見れてラッキー。
平泉駅にはレンタサイクルがあり1000円でママチャリ（右）、1300円で電動アシストつき（左）が1日中借りれます。カメラやレンズが重かったので僕だけアシストつきにしました。
実は初めて乗ったのですが、アシストつきはめちゃくちゃ楽ですね～
ママチャリ勢は苦労して登るところもスイスイでした。
高舘義経堂→中尊寺へ。 さすが中尊寺、観光客が多かったです。
中尊寺から達谷西光寺に向かう途中、ゆるい登りで距離もあってちょっと大変だったのですが、空気が澄んでいるのか雲の立体感が凄くて感激しました。
今度は是非ロードバイクで走りたいですね。
達谷窟（たっこくのいわや）毘沙門堂は僕にとっての平泉のランドマークなイメージで、ついに見れて嬉しかったです。（これが中尊寺と思ってた）
平泉観光は毛越寺で〆ました。（広大な日本庭園）
レンタサイクルのおかげで効率よく回れて充実感ありました。
夜には岩手県を出て宮城県に入り、鳴子温泉郷の「高友旅館」にて一泊。
硫黄の匂いがする町で、増改築を繰り返して趣のある旅館でした。（迷路みたいになっていて、夜の廊下がメチャクチャ怖かった…）
↑この写真は朝撮りました。昭和な感じがイイですね。
3日目～ふわっと仙台
3日目以降は大まかな目的地以外は宿なども決めていないノープランゾーンに突入しました。
山形の立石寺（山寺）に行きたいのですが、距離がかなり遠く、雨も降っていたので仙台で休憩日となりました。駅近でビジネスホテルにチェックインして、仙台城跡を見学しました。 
夜はビジネスホテルのTVにPSPから出力した「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」や偶然放送していた「ドライヴ」など観てダラダラすごしました。
4日目～山形
JR仙山線で仙台から山寺駅へ。
雨はやみ、天気はよくなりましたが、山の方なので霧が出ていました。
名物の力こんにゃくがいたるところで売られています。
いざ立石寺（山寺）へ。山の頂上へ続く階段を登っていきます。
あ、結構大変…千葉にある鋸山の日本寺みたいですね。
松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ場所です。
ちょっといい写真が撮れなかったんですが、かなりの絶景ポイントです。
4日目はさらに山形新幹線で福島の郡山まで南下、舞木の山の中のビジネスホテル「魅羅樹（ミラージュ）」で一泊。
５日目～会津若松
5日目は蓄積された疲労と立石寺の階段でみんなかなりお疲れモード。
チェックアウト後、舞木駅近くに猫がいっぱいいたので昼過ぎまで戯れてダラダラしました。
駅弁などをほうばりつつ磐越西線で会津若松駅到着。「白虎隊」で有名ですね。
会津若松城到着。もっと色々回れたと思うんですが、体力的にみんなグッタリ。
帰りは会津若松駅から新宿直行の高速バスにて帰宅しました。今回のおっさんの修学旅行はいつものように移動しまくりでしたが、満足です。
旅の後半は天候と疲労でなかなかよい写真がとれず、旅行記としての写真撮影の難しさを感じました。文章ももっと面白くまとめられるようになりたいですね…
最後まで読んで下さってありがとうございます。今回はこの辺で。
おまけ
アホな写真も結構撮ってます。今回もしょっちゅう飲んでました。電車の旅の醍醐味ですね。
